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映像制作とか。閃き、妄想。日々のこと。


by 向日水ニャミ子

古代文字書道教室

前から気になってた古代文字書道教室によーやく参加してきた。場所は江古田みつるぎカフェ。

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まずは字の成り立ちの説明を受ける。
もともとは古代人の生活に関係がある漢字だけで数は少なかったのが、文明ができてくるにつれて、字を組合わせたりして、漢字がふえていったらしい。

それから自分の名前の書き方と意味を教わってから実習。
今回は年賀状づくりで、お手本も「正月」とか「元旦」とかでした。
まずは半紙でお手本をもとに練習ひたすら練習。 

来年の干支「申」の古代文字をたくさん書いてみた。
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「申」の古代文字は、「雷」「神」と同じ稲光を意味する。
昔は「雷」が恐れられ「神」とされていたから。
書き順もなくて向きは左でも右でもいいらしく、結構ラフな感じでOKなんだって。

書道自体がひさびさ過ぎて、最初は筆がうまく使えず苦労したけど、どんどん書いたらトランス状態な感じになってきた。
赤く囲ってある字が「春」の古代文字。ちょっとかわいくない?気に入りました。
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「先生はもっとゆっくり書きなさい」と言っていたけど、
筆を動かすのが気持ちよくってついさらさら書いてしまう…



つぎに「寿」。何ヵ所かアルファベットのAに見えません?
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上の方は老人の意味で、下は畦道がうねうねしてて、道祖神の祠がそここにあるのが字になっている。
左下の方の「A」のとこに大事なものが埋まっている。まるで宝の地図。


ほかにも「臣」という字は、人の目をつぶしている様子が
もとの形になっているとか。情報が多すぎて覚えきれないけど
字の成り立ちは戦に勝った権力者が
わりと主観的な感じでつくられてるということは分かった。

本番は和紙のポストカードに書きました。
古代文字書道教室_d0224546_10182445.jpg

左が「春」で、右が「申」という文字。     


気付いたら、三時間近くたっていた。最後にコーヒーを飲んで、ほっと一息。
わいわい教室をしているうちにいつのまにか見知らぬ人とも打ち解けてて楽しかったです。
カフェ自体も面白いお店だったのでまた来たいけど
神保町教室やれるといいなー。
by nyamico | 2015-12-12 13:12 | モノづくり